手当ての力を知っている人

「強圧し」「圧強さん」などという言葉があります。この業界独特の用語かもしれませんが、身体を解す時に求められる好みの強さ加減が「強め」のお客様のことを指します。多分、お店ごとに言い方はもっと色々あるかもしれません。
私はある時から強く圧さなければならないことに疑問を感じはじめ、ある時から「お母さんの手当て」が一番なのではないかな?と思うようになりました。
「お母さんの手当て」とは、どこかに痛みが生じたり泣いたりした時にただただ身体に手を当ててくれているだけで妙にそれだけで落ち着くという状態です。
肩こりや腰痛など揉んで欲しいと言われる疲れに対して、筋肉が柔らかくなるには強さは極めて小さく手を当てる程度が一番弛むと思う、そう思ったのです。
実践するには雇われている状態ではなかなか勇気がでずできませんでしたが、極めて小さな力でできることを学べる機会が増えだし少しずつどうして小さな力なのか、母の手当てなのかをお伝えすることでご理解頂けるようになり、その結果お身体も変わり出し「手当てでいいのだ」と確信に変わりました。
そして面白いことに、強くなくても受け入れられることが分かったのです。
お客様が手当ての力を知っている。
勝手に分からない伝わらないそうに違いないと決めていたのは術者の私でした。
お伝えしている段階でも「そうでしょうね」とおっしゃって頂くこともままあり、優しい施術がいいとおっしゃるお客様も多かったのです。
今現在サロンで行っている施術は極めて優しい力で行うヘッドヒーリングと同じくとても優しい整体STRだけです。
オイルトリートメントも足裏リフレクソロジーも一切止めたのは、お身体にとって、お身体の状態がいい状態になるために必要がないと感じたからです。
「手当ての力」のすごさを私だけではなく、お客様も知ってしることが分かったのでここを追求していくことにしている日々です。

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